活動報告

社会福祉法人 みなと舎 「ゆう」視察

平成20年11月26日(水)
創明クラブ 田辺 昭人

社会福祉法人 みなと舎 「ゆう」
横須賀市芦名2-8-17

本市における唯一の重症心身障害者の通所している施設であり、短期入所施設を併設する生活介護事業所「ゆう」へ会派視察を行う。
同施設を運営する社会福祉法人 みなと舎は同時に、全国でも数少ない重症心身障害児者の施設「ケアホームはなえみ」も運営している。
瀧川理事長、飯野総合施設長、森下施設長に面会し、お話をうかがった。


1.施設について

  • 延べ床面積 965.8㎡の施設建物は鉄筋コンクリート造、2階建で、原則として18歳以上で、重度・重複障害のある方が対象。
  • 居宅介護事業
      ヘルパーを派遣し、在宅介護を支える
  • 通所 日中活動の場
  • 短期入所 ショートステイ
  • 定員 40名

三浦半島地域における重症心身障害児者福祉の要である。
明るく、清潔感あふれる施設に関心した。特に印象的だったことは床暖房が施された館内を裸足で利用していることである。安全面を考慮してとのことであるが、温もりとアットホームを感じた。

2.スタッフの構成について

  • 常勤スタッフ 5名
  • 週/4回勤務のスタッフ 11~12名
  • 非常勤スタッフ 98名
  • 看護師 6名

以上のスタッフのローテーションにより運営され、マンツーマンでの対応を心掛けている。

所感

同法人は、地域作業所からスタートし、その後保護者の強い要望から社会福祉法人として1997年に設立された。そして父兄の援助等もあり、土地を購入するなど、知的障害者更生施設「ゆう」開設に向けた努力の結果、1998年に事業が開始された。
医療的ケアを含む、重症心身障害者の方々にとって大変重要な施設となっている。また、ふれあいを基調として、どんな場面においても必ず1対1の対応をとることになっている。
いまどのような職業においても、人件費にかかる比重が高い中で、なぜこのような対応ができるのだろうか。
それは約100名近い非常勤スタッフの都合に合わせた勤務時間でのローテーションが可能にしたとのことである。短時間でも勤務できる職場環境は、福祉に素人だった地域のご婦人のニーズに合致したからである。そのためか、こちらではボランティアのように登録ということではなく、「契約
と説明の中でうかがった。
これまでも、保護者から聞くことは、継続的な入所施設のことよりも突然の都合で、一時的に利用ができる短期入所施設に対するニーズである。加えて医療的対応ができる施設の要望である。現実にはこの両面を備えて参入意思を示す事業者がいないことも事実であり、今後の課題として、土地の提供や補助などの支援策を通じて、事業者を募る必要を感じる。
また、私にとっては障害者自立支援法について学んだ後、再度同施設を訪問したいと思う。

議会報告 Assembly Report
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