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2008年6月 アーカイブ

2008年6月 3日

新たな大学の進出

念願していた「旧陽光小学校」の跡地に大学を誘致することが決まりました。
昭和50年に開校した「旧陽光小学校」は児童数の減少で平成18年4月に鶴久保小と統合され、廃止となっていました。その跡地の利用については、一般競争入札による売却が検討され、地元の佐野・上町地域でもその話題が沸騰しました。単純に売却となれば売買価格は高騰し、一時的に本市としては潤うかもしれませんが、環境的また長期的に考えたときに開発業者に売却することが良いことかどうか思案するところでした。
そんなおり、去年でしたが東京の学校法人が大学としてこの地を購入したいとの意思表示があったのでした。本市の企画調整部から、その報告をもらった時は、ぜひこの大学の誘致を進めてもらいたいと伝えました。今日までの間、所管部局と学校サイドとの間で交渉が進められてきた結果、この決定があったのだと思います。実にベストな結果であります。
進出が決まった学校は東京都内と神奈川県内の2箇所に専門学校を置く「学校法人後藤学園」といいます。・東京衛生学園専門学校 大田区・神奈川衛生学園専門学校 小田原市と共に医療系の専門学校として設立以来、54年の歴史をもち、学生数は1364人との事です。平成19年度の看護師国家資格試験合格者は218人(都内最大の合格者数を出していると言われる順天堂大学では約200人)と優秀な専門学校です。横須賀に誘致が決定したのは看護系の4年制大学で、看護師の不足が叫ばれる中、朗報だと思います。早ければ、2年後の開校を目指し最大で400人規模の学校になるはずです。
県立大学に続く市内で3校目の大学の設置は地元にとっても大変明るい話題だといえます。私が住む上町や佐野・富士見町の商店街の現状を考えると、通学路に当たるわけですから今後の商店街の形も大きく変化することでしょう。
私は、大きな意味でも今後の2年が横須賀にとって変革の年になるだろうと考えています。そのひとつである大学の誘致決定に対し、大変うれしく思っています。

2008年6月 6日

横須賀ならではの技

詳しくは「活動報告」に「匠の技と新技術」として掲載していますが、横須賀には他都市に誇れるものがたくさんあります。
しかし、そのことがあまり地元では知られていないことが多いように思います。昨日、視察した造船業についてもそのことがいえます。造船といっても大きな船の製作ではなく、FRPという強化プラスティックで作られたボートの製作です。プレジャーボートといって、アメリカのマイアミ沖でトローリングで大きなかじきマグロを釣るのに使うような大型のモーターボートです。これが出来上がると、3億円ぐらいするそうです。どんな人が買うのでしょう。
この船の製作に当たるのは東京の造船所ですが、わざわざ横須賀で作り始めました。なぜ横須賀でなければならないのか、聞きたくて視察をさせてもらいました。その理由は卓越した技術力だそうです。
日本には昔から船大工といって、昔の木造船時代から造船にかかわる仕事がありました。現在、大きな船に木造はありませんがその技術は現代のFRP船にも活きています。しかし、近年はその船大工がめっきり少なくなり、東京にも数少ないそうです。その船大工が横須賀には20名位いることから、あえてそうしたとのことです。今、実寸の図面がひけ、船図どおりの微妙な加工のできる技術者はほとんどいないそうです。この会社ではこの横須賀の技術力と自分たちのプレジャーボート界の知恵と経験を融合させて、新しいマーケットを作りたいと言っていました。このような試みが無ければ、今いる船大工さんも高齢化し、後継者を作らなければその技術もこれで終わりとなります。
いみじくもその人曰く、「横須賀には他にない技術がある。しかし、その技術をつないでいくための夢がない」。
このことはさまざまな、業種にも当てはまることかもしれません。伝統と裏づけされた技術そして新たなマーケットの開拓によって、「夢」のある仕事が生まれたり、また再生できたりするのではないでしょうか。このことは農業や漁業、商業、工業あらゆる仕事に通じることだと思いました。

2008年6月10日

第2回定例議会が会期中です

昨日から18日までの会期で議会が始まりました。
昨日は同僚の野村議員が本会議での一般質問に立ち、「市立横須賀高校の跡地利用」とゆとり教育の改革をはじめとする、「教育問題」について質問をしました。2回目の一般質問の場となる野村議員は初めてのときとは別人のように落ち着いた様子で行っているのを見て、私はただただ感心しておりました。後で聞いたところ、1度目よりも緊張したとの事。自分も9月の議会で一般質問の場に立つ予定でいるので、参考になります。
今日は明日の常任委員会の下調べというか、ネタづくりで朝から役所内を東奔西走していました。正直言えば、新たな配属となる「建設」の初回の委員会ということで、また新人の初場所の気分です。新たなメンバーもと、委員会で発言をするのも、けっこうプレッシャーのあることです。馬鹿みたいなこともいえないし。
そんななかで、去年、実際に歩いてみた「10,000メートルプロムナード」のことに関連した質問をしてみようと思っています。この遊歩道はよこすかの雰囲気を味わう大きな観光資源だと思いますが、その保守管理が現状されていないため、生かされていないというのが印象です。先日の日曜日に再度見に行って検証してきました。その内容については、議会報告で報告いたします。

2008年6月16日

呆れました ソレイユの丘

6月12日 建設常任委員会で所管の施設を視察してきました。あいにくの雨模様の中でしたが、12号バースの浚渫工事の状況や横々道路の延伸、佐島のニュータウン開発などを見ることができ、勉強になりました。このことについてはホームページ「活動報告」に掲載しました。ぜひご覧ください。
視察コースの中に「ソレイユの丘」が組まれていました。去年の会派視察に続く2度目の訪問となります。
当時の視察レポートに書きましたが、印象といえば、とにかく田舎くさいつまらないテーマパークでした。開園4年目を迎えるこの公園が、どうなっているのか、またこれからどうするのか本市としても本当は大きな問題でもあります。園内には新たにミニ汽車と芝すべり施設が作られたそうですが、集客にどれだけ貢献できるのか甚だ疑問です。この公園のコンセプトは一体何なのでしょうか。誰を対象にしているのでしょうか。まったくわかりません。あいかわらず、地元の物産が置かれていない売店や社員食堂のようなレストラン。いくらPFI事業とはいえ、すべて事業者である横須賀ファームにおまかせで、「何も言わない」こんなことで市としては良いのだろうか。もちろん自分も含め、公園のありかたを皆、真剣に考えるべきときだと思います。
悪口はこの辺にしますが、もっとまじめに集客を考えるべきだと思う。開園当初の来場者約86万人から毎年約10万人ずつ減少している現状。基本的にテーマパークの寿命は決して長くありません。あの「むつごろうの動物王国」でさえ、潰れたのですから。私はお金をかければ良いとは言いません、もっと人を呼び込むやり方はあるはずと思います。例えば、園内に英語の表記を置いて、外国人にも楽しめるようにしたらどうでえしょうか。横須賀には1万人のアメリカ人がいるのですから。その他いろいろ考え、提案していきたいと思います。
現実にこの施設が存在する以上、潰すわけにはいかないというのが私の考えですが、その運営には大きな疑問と怒りを持っています。

2008年6月23日

姉妹都市と兄弟船

先日、同僚議員と雑談のときに「姉妹都市」という言葉はよく耳にするが、「兄弟都市」は聞かないね、そういえばそうだ。逆に「兄弟船」というけれど「姉妹船」では歌にならないなんて話しをしていました。
ところが、在ったのでした。「沖縄市」と「豊中市」は兄弟都市として30年になるそうです。
もっともこの例以外は聞きませんけど。
ここで話は変わりますが、横須賀市と会津若松市は「友好都市」です。そもそも幕末のころに江戸湾警備のため、この横須賀の地で会津藩の武士がその任に当たったという歴史的な深いつながりがあったとされ、現代に至りその縁で「友好都市」を結んでいるんだそうです。
皆さん、このこと知っていましたか(?_?)私は知りませんでした。
ところで、私も含めて「平成19年初当選」の議員が9名おりまして、「一九会」と名づけて勉強や懇親の場を持っています。この一九会で8月にこの「会津若松市」と「郡山市」に視察に行くことになりました。郡山では駅前の再開発事業をそして会津若松では「友好都市」とするこの町のことを勉強しようというのが、視察のテーマです。名ばかりの友好都市では意味がありません。もっと相手の町のことを知り、相互に協働できる分野があれば、これまでと違った可能性が生まれるかもしれません。
横須賀市では現在、姉妹都市が4つあり、アメリカはテキサス州のコーバスクリスティー市・フランスのブレスト市・オーストラリアのフリマントル市・イギリスのメッドウェイ市など、聞いたこともないところと提携をしています。まさに「欧米かっ。」先日の議会では「なぜ、アジアの都市と提携しないのか。」と質問しましたが、今後はアジアにも目を向けていくべきだと思います。先ほど述べたように、友好でも姉妹都市でもいいけれども、実のある関係を構築したいものです。

2008年6月29日

障害福祉に思うこと

今月、障害者福祉に関する意見交換会が2回あり、参加しました。
その場には障害のある方本人やその父兄、また施設関係の方が多く参加されていました。横須賀市における「障害者福祉計画」に対する、それぞれの立場からの意見を聞くことが出来ました。
特に本人からの発言はまさに「全身で語る」言葉であり、また父兄の持つ将来への不安や障害者支援を取り巻く環境の厳しさなど、そのひとつひとつを重く受け止める思いです。「障害の有無にかかわらず、誰もが社会の一員として活動し、共に支えあう社会の実現」は2006年に国連で採択された障害者権利条約です。この基本的人権の尊重は日本国憲法の中でも保証される国民として当然の権利であるものです。
しかし、現実はいたらない所が多くあるのが現状です。将来に向けて少しでもより良くしていかなければと思います。身近なところでこんなことを改善できたらというものが、たくさんあるはずですから。例えば、東京江戸川区の『バリアフリーマップ』は街の中のコンビニや美容院といった日常利用する所で、障害者用トイレのあるお店が掲載されています。本市にも同じものがありますが、役所などの公共施設が中心で、民間情報はほとんど掲載されていません。電動車いすの利用が増えて、その活動範囲は飛躍的に広がりました。事前にトイレの場所がわかっていれば、トイレの心配から解消されます。それだけ普通の行動がとれるのです。この「バリアフリーマップ」の改定にあわせ、内容の充実が図ることが出来ればと思っています。また、障害児者のための短期入所施設も大事なことです。父兄にとっては今、最重要な問題ではないでしょうか。不測のときに安心して預けることの出来るところは本市にはまだありません。数え上げればきりがないわけですが、限られた予算の中であっても必要なことから改善してゆきたいものです。

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