蛍の光
蛍の光といってもパチンコやさんの閉店ではありません。
我が横須賀のいくつかの地域で、久しく見ることの出来なかった蛍が復活をしてきたということです。
秋谷の前田川流域・YRP野比光の丘・太田和緑地・ソレイユの丘・この他佐原・久村地区などがその場所だそうです。私は今日、吉田議員のお誘いで野村議員と共に馬堀にある「自然教育園」という所の「ホタル観察会」(実にアカデミック)に出席をしてまいりました。この自然教育園では20年以上にわたり、環境整備と保護により、少しずつホタルの数を増やしてきたんだそうです。ガイダンスの後の散策では、いた、いた、ホタルが。考えてみると小学校低学年のときに見て以来、約40数年ぶりだろうか。私はホタルの光の色さえ忘れていました。ホタルの光は蛍光ペンの黄色の色でしたよ。ホタルが生息できる環境は条件があり、良い水環境と植物が繁茂する環境づくりが必要です。先にあげたホタルの出現場所は各地で同様の環境づくりの取り組みが長年、成されてきたということです。言い換えればホタルの成育できる環境をみんなが作ってきたということです。講師の先生がおっしゃっていましたが、地域への愛着や生命の営みの重さを知るために、地域のコミュニティーの再生と共に行ってきたということです。このことはホタルだけではなく、全てにいえることではないでしょうか。
また、国道から入って5分あまりの場所で、人家からも程近いところにあるこの「自然教育園」の園内はその空間だけが時代をさかのぼったような異次元空間でした。後から整備したとはいえ、まさに数十年前の原風景でした。私はこの上にある浦上台の育ちですが、自然教育園があることを今まで知りませんでした。
子供たちには、環境教育の観点からぜひ、このホタルの住む環境に触れてもらいたいと思います。また、私は環境保護の推進論者ではありませんが、今後の開発に当たっては、地域の環境や風土などの特性を少しでも残しながら開発が図れたらよいとも感じました。地域の自然を残すことが個性になり、他地区との差別化にもつながるのではと考えるからです。皆さんにもぜひ一度、見に行くことをお勧めします。ネオンの光も良いけれどホタルの光はまた違う風情ですよ。
