我が家の子供はすでに二人とも成人して、小さな子供と触れ合う機会もなかなかありません。
そんな中、市内の児童養護施設のサマーレクリエーションに同行させてもらいました。その施設には2歳から18歳まで76名の児童が生活しています。今日はそのうちの59名が参加しての企画で、横浜市長津田にある「こどもの国」にいくことになりました。昼前に現地に到着し、昼食の後はプールに行く小中学生のグループと動物園に行く幼児グループに別れて午後のスケジュールが進行するはずでしたが、予測不能の雷雨に見舞われて園内のテントの下で雨宿りという最悪のケースとなってしまいました。しかし、子供たちがバスに乗って出かけるこの小旅行を楽しんでくれたことは幸いでした。
現在、本市には児童養護施設が1箇所しかありません。向こう3ヵ年の計画ではもう1箇所の増設が予定されていますが、あくまでも公設の施設ではなく民間の運営を前提としたものです。厳しい財政の中での現実としてまずは、施設を建てるための土地が無いと計画が成り立ちません。いうまでもなく土地を買うことだけでも大変なことです。せめて公有の建物や土地をその運営の為に借りることが出来たら、必要とされている福祉施設が出来ると思います。
一昨日でしたか、市内で幼児が虐待死する悲しい事件がありました。明るい表情を見せてくれるこの子供たちですが、実はその多くが、何らかの虐待が原因でこの施設に入所しているのだそうです。児童虐待には身体的・心理的・ネグレクト・性的と4つのパターンがあり、特に最近の家庭環境や社会構造の変化が原因で孤立し、精神を病んでしまい問題化するケースが増加しているとの事です。入所までの彼らはさまざまな経験を強いられてきたようです。話を聞いてみると、なんと10万人あたりの児童虐待の発生率が横須賀はトップクラスだとの事です。至る原因はさまざまでも、被害にあった子供がたくさんいる現実。見過ごすことは出来ません。子供たちを見守る大きな力として近所の協力は不可欠です。この情報の正確さが多くの子供を被害から守っているのです。それに加えて、本市独自に持つことになった児童相談所の迅速かつ広範な活躍を期待します。後手に回ってからではその価値も半減ですから。
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