1週間にわたる「横須賀市長選挙」が終わりました。
その間、このたなべブログを休止することといたしました。
これまで、まめにというわけではありませんが、
続けてきたこのブログでもあり、
その時々に、書きたい衝動に駆られることもありましたが、
公職選挙法のこともあるので、休まざるを得ませんでした。
選挙の結果は、現職市長の落選と言う結果に終わりました。
新人候補が68628票、
私たちが推した現職候補は64147票という結果でした。
選挙は戦いです。
勝ちがあれば当然負けがあることは道理ですが
私には悔やまれてならないことがひとつあります。
それは、もう少し早くこの候補者の人柄に触れていたら
という思いです。
私たなべは4年前の市長選では、対立候補を応援する側にいました。
そして、2年前に自らが議員となって
議会の側から市長を見てきたのです。
正直、そのときのイメージは良くありませんでした。
人の言葉に、耳を貸さない・箱物行政・官僚体質等々でした。
しかし、少しづつそのイメージが変わってきたのです。
私は当選以来、大会派に属さずに2年間余りを過ごしてきましたが
どうしても議会は、数が力の世界です。
ましてや新人議員の発言に耳を貸すことなど
期待すらしていませんでした。
しかし、この市長は違いました。
無知なりに勉強し、そして真剣な質問に対して
真面目に答えてくれたのでした。
そのときの驚きというか、実感を持てたことが
今もひとり会派で議員活動をしているきっかけになったのだと
思っています。
それでもまだまだ、印象が変わるほどではありませんでした。
市長選を前に、ひとりで市長に面談を申し込みました。
そのとき、私の思う政策についての考えを聞いてみました。
ひとつは、企業誘致と雇用対策
そして、入札制度の見直しについて、
横須賀への誘客対策として、各施設の有効利用の促進と
連動するイベントの開催についてです。
そこで、意見が一致したことで
現職市長の支援をすることに決めたのでした。
市長の政策全てがオーケーということではなかったのですが
会話の中で感じた誠実さから、
「この人を信用しよう」
そして「この人を勝たせて、そのうえでものを言っていこう」
と、思ったのです。
そして、選挙態勢に入りました。
そこで、候補者を支える家族と会いました。
海外に赴任している長男は帰国できないので
代わりにお嫁さんが手伝いとして帰国しました。
4年前の選挙では、結婚して1週間、生まれて初めての選挙を
単身で手伝ったことを聞きました。
サラリーマンの次男は、仕事を休んで泊り込んで、
ぎりぎりまで手伝って、仕事場へ帰っていきました。
彼から子供時代、転校を13回した話を聞きました。
候補者は旧自治省の官僚でした。
そのことで、今回もその点を攻撃されました。
しかし、上級試験に受かり、永田町にいたのは僅か数年で
後は地方周りの転勤族という生活だったようです。
3番目のお嬢さんは、3歳の子供を預けての泊り込みです。
そんな家族の姿を見て、ひとつの事に気づいたのです。
それは、勝手な想像です。
候補者は49歳のときに奥さんを亡くされました。
それからこの3人の子供たちを
父子家庭で育てたのだということです。
今ではそれぞれが成人し、独立しています。
議会でも、ひとり親家庭の問題が取り上げられて
その政策について追求される場面もあるのですが
自らがその立場で子育てをしてきたことについて
語ったことはありません。
私なら「何がわかるんだ」と言って反論することでしょう。
候補者が思春期の子供3人を立派に育て上げ、
しかも男手で女の子を育てたことを思ったときに
私たなべは、「本気でこの人を応援しよう」と思いました。
悔やまれるのは、その人柄にもっと早く触れていれば、
解っていたら、もっと早くから応援したかった。
ということです。