
昨日、横須賀市議会の視察として、日産自動車追浜工場に伺いました。
同工場は本市における最大級のものづくり施設です。ニッサン・マーチやキューブをはじめ量産車種である小型車を生産する主力工場です。1961年の操業開始以来、多車種同時生産を可能とする世界でも屈指の自動化された組み立て工場として発展してきました。同時に、この場所は日本の産業の歴史においても大変意義深い所でもあります。戦前は、海軍航空隊の基地であった同所は、戦後米軍の車両修理を中心とした兵站施設となりました。富士モーターという会社が興されて、当時朝鮮動乱に伴う車両修理など後方支援を行うことになったのです。そこで日本の産業界は、アメリカ式の生産技術と品質管理技術を学ぶことになり、それが現在、世界に冠たる日本企業の技術力の礎となったと言って過言ではないでしょう。
さあ、試乗です。用意された試乗車は市販されているニッサン・ティーダを電気自動車に改造した車両でした。先日、発表され、来年末から本格生産となるニッサン・リーフではありませんでした。 残念・・・
試乗にあたり、興味をもっていたことは、果たして電気自動車はガソリン車と較べて、運転感覚に差があるのか。ということでした。試乗して感じたのは、先ず、その加速感です。そのフィーリングは滑らかな加速感とトルクの力強さが印象的でした。また、構造上バッテリーを床下に収めているので、実に安定感を感じました。当然にエンジン音はなく、車内で感じるのは、走行音だけです。そのため、スピード感に乏しく、歩行者対策と併せ音対策も今後の課題と言えるでしょう。
間違いなく、近い将来電気自動車の時代が来るのでしょう。横須賀は、その時電気自動車のまちとしてパイオニアとなる為にも、他市に負けないインフラ整備を先んじて行わなければならないと思いました。
