同問題に関して、議員全員協議会が開催されたことは
先日来、お知らせをしてきたとおりです。
今日は、この問題に対する私の考えを書きたいと思います。
私の中では、この件は約7年前の「美術館建設見直し」まで
さかのぼる事になります。
このことは、反対・見直しとさまざまな立場で
市民の間で議論されたことは、
まだ記憶に新しいところです。
沢田前市長の推し進める建設計画に対し、
当時市議であった吉田氏や藤野議員・また現在市議である某氏、
そして、その後市長選に出馬した木村正孝元市議が
その中心になって、署名活動などを通じて
多くの市民の目を向けることになったのでした。
そんな経緯があるからこそ
当時同じ側にいて、戦った者としての藤野議員の質疑は
42名の議員のなかで、彼しかできない弁であったと思っています。
また、吉田氏に対し、彼とほか1名でなければ当時の思いを語る資格は無いはずです。
その意味で、私タナベは藤野市議に賞賛の拍手を送りたいと思います。
当時、竹内英明議員の秘書であった私は、
この問題の渦中にいたわけではありませんが
当時、多くの仲間とも議論をしたし、また仲間もこの問題を
真剣に考え、行動してきたことから
決して他人事ではなく
今回の機会を捉え、あえて質疑に加わろうと決意をしたわけです。
今回、問題となったのは5月12日谷内家代理人弁護士から
本市に対し、作品返還等を請求する通知書です。
要旨は
・既に引き渡してある作品の2週間以内の返還
・谷内館建設に際し贈与した強化ガラスの返還
・「預かり」名目の作品等の返還
・贈与として引き渡していない(未贈与)作品を引き渡す意志のない表明
・引渡し済み作品を含め贈与対象品の本書面到達以降の展示禁止
です。
(この通知に対しては、私も含め市民にもいろんな意見があると思います。
また、今後法的なことも含め対処されていきます)
ただ、この一方的と思える通知書の文面に気になることがあるのです。
それは、吉田市長に対する不信感と嫌悪感です。
なぜ、事ここに至ったのでしょうか。
全員協議会の中で、私が質問した点はこの点でした。
1.市長は議員時代の平成18年・第3回定例会において、この覚書に言及し
専門委員の報酬・委嘱期間に対して質問されたが、その中で「当然途中で打ち切るといったら
この覚書の相手方谷内さんは契約違反と言ってくるのですね。」との発言があった。
既に当時から、今回のような反応は予見していたはず。
また、その対応策もシュミレーションしていたのでは。
2.打ち切りの表明後、これまでただの一度も市長が谷内家と会っていないことについて
そもそも沢田前市長と谷内家の交わした覚書(契約)ということを鑑みれば、一連の協議等は
市長自らが行うべきことではないか。職員任せでよいのか。
そうした場が無いまま、行われた打ち切りは「問答無用・切捨て御免」ごとき対応であり、
果たして大人のすることと思うか。
今後の対応には、筋を通し「自ら率先して体を張るべき」ではないか。
等の質問を行い、本市イメージダウンにもつながる泥仕合を避けて
今後の美術館の活用を踏まえた前提で、
係る問題に対し、良い結果を生み出す対応を望むとの意見を付して
質問を終了しました。
まあ私タナベは谷内館の存続に対し、
特別な思い入れはまったくありません。
四の五のうるさいことを言われたくもありませんし、
じゃあ、これまでの寄贈とか言う綺麗ごとは一体何だったのか。
そこのところは、はっきりさせたいと思っています。
大事なことは、内外の市民の望むものなのかどうかでしょ。
また、それを楽しみに来てくれる人がいるかどうかでしょ。
お仕着せの「こんなものを見せてあげる」といった
美術館は如何なものでしょうか。
それは、