議会報告

平成21年3月9日 第1回定例会 建設常任委員会

議案

田辺昭人委員

当初予算説明資料に沿って、お伺いをいたします。
  何点かございますけれども、まず1点目ということで、31ページ、自転車等駐車場整備事業についてお尋ねをしたいと思います。
  これは新しい事業ということになりますけれども、自転車等の放置禁止区域指定の現状について、お知らせください。

土木みどり総務課長

現在の指定の状況でございますけれども、市内21の鉄道駅がございます。その中で17駅周辺を自転車等放置禁止区域と定めて指定してございます。

田辺昭人委員

中心市街地における放置対策は、具体的に何かございますでしょうか。

土木みどり総務課長

現在は、駅周辺に指定をかけておりまして、これは主に通勤、通学客を対象としております。したがいまして、短時間の商業施設への買い物客等に対しては、なかなか現状としては対応が難しい状況にございます。
  ただ、そういう中で、現在は各商業施設に駐輪場の設置をお願いしたり、あるいはビラ張り、警告札を張ったりする、現地でのそういう指導を行っているところでございます。

田辺昭人委員

ぜひとも秩序ある駐輪の促進を目指して、推進を図っていただきたいと思います。
  これに関連してなのですけれども、27ページ、自転車等駐車場維持管理事業費とあります。こちらが、平成20年度で2億3,000万円余、21年度2億3,600万円と増額の一方で、業務委託の内容で警備委託というのがなくなっています。これについてお願いします。

土木みどり総務課長

今御指摘をいただいたように、委託料のうちの警備委託という項目を、去年は④で入れていたのですけれども、ことしはそれが消えております。これは、なくなったということではなくて、実は、その前の③のところで、放置自転車等処分委託ほかという記載がございますけれども、20年度までは、この処分委託が自転車については、お金を出して処分してもらっていたという形だったのが、21年度は、これをお金を出してではなくて、売り払うということで、歳入のほうに上げました。そういう関係で、自転車の処分委託料が、実はかなり少なくなりました。かなり少なくなったというか、自転車のはなくなって、バイクだけが残っているのです。そういう意味で、20年度の③と④を一緒にしてしまったために、警備委託がなくなったような記載になってしまいました。したがって、ここの部分では、前年度に比べて約300万円を超える経費の減になってございます。

田辺昭人委員

この自転車の駐輪に関しては、自転車の運行、運用に関してということにもなってくるのですけれども、2008年の道交法の改正に絡めて、この放置対策と適切な自転車の運行について考えますと、むしろ交通安全啓発宣伝事業の中では、こういった駐輪、そして運行のモラルに関してはいかがでしょうか。

土木みどり総務課長

御指摘の道交法の改正では、自転車と歩行者がどこを走るのか、どういうふうに走るのかというのが、明確になりました。そういう意味では、今、委員が御指摘のように、自転車のルールやマナーなど、そういうものを十分啓発していくことが非常に重要だろうと思っております。
  そういうことで、交通安全の啓発事業の中で、自転車のマナーアップのための各種事業を実施していきたいと考えております。

田辺昭人委員

ぜひその方向で推進をお願いしたいと思います。
  続きます。23ページでございますが、地籍調査事業費についてお尋ねいたします。
  地籍の明確化の必要性は大きく、そして対象もまた広いということで、御苦労も多いのかと思います。そういった中で、昭和26年の国土調査法が制定されて以来と聞いておりますけれども、本市においての土地調査というのはどのように推移してきたのか、お聞かせください。

道路管理課長

本市の場合は、今まで実態としては経済部のほうで所管しておりまして、実際に調査の手法について検討してきたという経緯はございますが、実際の調査にまでは至っておりませんでした。
  土木みどり部が、実際に用地のことを専門的に行っているところでもあることから、今年度から、当課のほうに専門に1名の人員も配置されたことで、新たにこの事業に取り組むということになった次第であります。

田辺昭人委員

本当は進捗率はどのぐらいなのですかというのを聞きたかったのですけれども、今の御説明によりますと、そういう意味での地籍調査というのは、これから取り組んでいくのだということでよろしいでしょうか。

道路管理課長

委員の御指摘のとおり、今年度から新たに始めるものでございます。

田辺昭人委員

言うまでもなく、土地売買や相続に対する考え得る支障という意味で考えますと、この事業というのは本当に重要だと思います。今後進めていく上で困難なことも多いと思うのですけれども、どういったことが想定されるでしょうか。

道路管理課長

御指摘の今の地籍調査事業については、一筆ごとの調査をしていくことが基本になりまして、土地の境界や面積、形状等をきちんとはかっていくという事業内容になります。実際には、立ち会って了承をいただいて初めて決まってくるということがございますので、したがって、特に公図が混乱しているようなところに当たりましては、そのあたりが一番困難をきわめるところかと予想はしております。

田辺昭人委員

今のお話に立ち会いという言葉があったのですけれども、まさにその部分が気になっていたのですが、当然相手もいることで、それが時としては市民であったりすると思います。
  そこで、立ち会いをいただくに当たって、要請して協力をいただくという、その辺についての見通しというか、その困難な部分で何か今までございましたか。

都市部長

今お話ししたように、権利に関係することで、なかなか難しいし時間もかかるのです。都市部と地方部というふうに考えますと、都市部というのは、さらに時間がかかるということがあります。
  そういうような中で調査は進めていかなければいけないことを考えますと、個人個人が結果的には相手になるのですけれども、やはり町内会など、そういう地域のまとまりというものも協力体制に一緒に入れて、進めていかれればいいと考えております。
  今まで道路補修などの道路の改良が進んでいないというのは、境界が決まっていないから道路整備ができないというのもありましたので、道路整備をするためには境界を確定する。そのためには、地域をもっと巻き込んで取り組んでいこうということは考えております。

田辺昭人委員

市民に、この地籍調査の重要性というものを知らしめるというか、認識していただけるように、周知もまた同時に図っていただくように、お願いしたいと思います。
  続きまして、30ページでお願いいたします。
  交通安全施設整備事業費の中の新規事業で、税務署前交差点の設計委託についてなのですけれども、私もよくこの交差点付近を利用させていただいています。そういうところで、先ほどの御説明の中にもありましたけれども、聖徳寺坂から来る上りの、特に中央方面に行く右折が、渋滞のかなり大きな要因になっていると思われるのですけれども、ただ、現場の状況を考えますと、道路幅員にも限界というか、制限があるように思われるのですけれども、この計画について、どのようなものなのかお聞かせください。

土木みどり部長

やはりあそこの聖徳寺坂については、以前からも多くの皆さんから、渋滞している、特に休日、朝、夕の渋滞が多いので、どうにかその解消はできないのかというお話がありました。しかし、ああいうようなところの用地買収というのはなかなかできないということもありました。
  そういう中、平成19年5月に、公有地拡大の推進に関する法律に基づきます土地の有償譲渡届け書が出てきました。それがちょうど県道とぶつかる右側の部分になるのですけれども、それを機会にして整備して、右折レーンをつくることによって、随分流れが変わってきますし、渋滞緩和もできるだろうということで、今、当面考えているのは、4台程度の右折レーンを設ける整備をする方向で進めております。


田辺昭人委員

続いて、45ページ、地区公園整備事業費ということで、(仮称)佐原2丁目公園についてお尋ねいたします。
  この公園を整備するに当たりまして、目指しているのが、地域の防災拠点としても活用できる防災機能を高めた公園を整備することとなっております。
  このいわゆる防災拠点として活用する、また、防災機能とは、具体的にどういうことでございましょうか。

土木みどり部長

今、広域避難地または一時避難地となるような都市公園を想定して進めております。そのために、大勢の人が集まってくるということもありますので、その辺の施設関係を整備しようと考えております。

田辺昭人委員

災害時における避難地であり避難所である。避難所ということは、そこで数日なのか、生活の場にもなり得るということで考えますと、最近テレビでも見ることがあるのですけれども、かまどにも変身するという、災害対応型ベンチというのが紹介されているのですが、そういった適用というのはお考えでしょうか。

土木みどり部長

ベンチとそういうようなものが兼ねて使えるということで、大変すぐれているとは思います。そういうものについても、今後ワークショップ等で皆さんと話し合いをしながら、こういう意見もある、こういう方法もあるということを協議しながら進めていきたい。その中で、そういうかまどのベンチについても相談させていただいて、進めていきたいと思っております。

田辺昭人委員

ぜひその方向で御検討をお願いしたいと思うと同時に、一般公園のリニューアル等におきましても、同様の考え方に基づいて、公園に一基あればいいなという思いも私自身ございます。ただいまの御説明のような形で、進めていただきたいと思います。
  続きまして、27ページなのですけれども、道路施設保守管理事業の中の駐車場案内システム保守管理について、お尋ねしたいと思います。
  全体としては、2,419万円余が計上されているわけなのですけれども、ただいま申し上げたこのシステム保守管理については、どのような金額を想定されているのでしょうか。

道路維持課長

駐車場案内システムの保守管理につきましては、13基で684
4,000円を計上しております。

田辺昭人委員

この事業の具体的な内容について教えてください。

道路維持課長

駐車場案内システムなのですけれども、市街地における駐車場待ちや駐車の車両、うろつき車両というのが、ずっと問題になっておりました。平成6年度から平成8年度にかけて、国と県と市が一緒になりまして、道路管理者と交通管理者、警察も、駐車場管理者と協議を重ねて整備をしてきました。先ほどの13基の大きな看板を道路に立てまして、駐車場の満、空を表示しているのが、駐車場案内システムでございます。

田辺昭人委員

 ただいまの課長の御説明の中で、13基の看板設置というお話を聞いたのですけれども、私個人的には、看板を見たような記憶はあるのですけれども、13基という数字を聞きまして、ああ、そんなにあったのだなと改めて思っています。ということは、私自身は、運転して駐車場を探すに当たっては、余り利用していないのだなということも同時に思ったわけなのです。
  平成6年度からという事業でありますけれども、今はカーナビもかなり普及していて、駐車場の案内というのも、結構それを見て探しているという気がしています。交通事情もまた、自動車のそういった運行の附帯機器に当時とはかなり変化が見られると思うのですけれども、今必要でしょうか。

土木みどり部長

委員がおっしゃったように、カーナビやインターネットを利用して、駐車場が一目瞭然でわかるということで、最近は必要性が落ちてきていると思います。平成6年から8年につくりましたので、その当時としては、今、課長から説明したように、うろつきや、駐車場を探すということで、大変混雑しましたので必要でありましたけれども、今そこの必要性というものは、考えなければいけないというところは感じております。

田辺昭人委員

設備がある以上、そこには保守管理というのが当然ついて回るものであるのはよく理解しています。しかしながら、700万円弱という金額は決して少なくない金額だとも、あわせて思うわけです。
  将来的に現状の機能がもっと向上するなど、そういった部分においては必要なのかとも思いますし、また、これまでどおりということであれば、ここは検討としては、思い切って廃止という方向もあるかと思うのですけれども、いかがでしょうか。

土木みどり部長

そうですね。もう一つ、先ほど言うのを忘れたのですけれども、平成6年からその施設ができておりますので、部品というのもなくなってきている状況なのです。壊れるとそれをどうするか。大変お金がかかるということもありますし、そういうことも踏まえまして、神奈川県の県下一斉にこの整備をしておりますので、神奈川県が中心になりまして、そういう関係市を集めて、平成20年度に2回の打ち合わせを行いました。そういう中で、まだ結論は出ておりませんけれども、今後はその利用というのも頻度も落ちてくる、部品というのも大変お金がかかる、そういう中で、もう少し新しく高度なシステムにしようかという案と、廃止しようかという、2つの案が今ございます。その両方で進めているところなのですけれども、カーナビなど、そういうものが普及している状況であれば、廃止の方向で検討を進めていかなければいけないのかということは感じており、県下でこれから打ち合わせをしていく中で、そういう方向で調整をしていこうと考えております。

田辺昭人委員

ぜひ慎重な御検討の上で、存続か廃止かということで決めて進めていただきたいと、改めてお願いしたいと思います。
  最後になりますけれども、予算概要の90ページに、滞納整理の推進ということで、墓地手数料に関して質問させてください。
  まず、この滞納金なのですけれども、これは公園墓地の管理料という理解でよろしいのでしょうか。

公園建設課長

そうでございます。

田辺昭人委員

そうなりますと、先ほど予算説明資料の中で、1804,000円という金額が、墓地の管理料として説明があったと思うのですけれども、歳入予算のほうの滞納繰越分として1804,000円という理解でよろしいのですか。

公園建設課長

平成15~19年度までの滞納の繰越分ということで、1804,000円でございます。

田辺昭人委員

何名ぐらいの方が滞納対象者になっているのでしょうか。

公園建設課長

平成15~19年度までの5年間で644件分ということになっております。これは延べでございます。

田辺昭人委員

やはりかなりの件数だということを、今伺いました。実際、督促に関しての働きかけと申しますか、具体的にはどういうことをされているのでしょうか。

公園建設課長

4月の時点で納付書を送りまして、払っていない方に、6月に1回、督促状を送っております。その中でも払っていない方については、再度11月に支払い督促ということで、催告しております。それからあと、職員が払っていない方のお宅にお電話したり、お宅に伺って取り立てをしているということもございます。

田辺昭人委員

職員さんの係る対応というのは、やはりかなり手間もかかるとは思うのですけれども、この金額に対して滞納の件数でいくと、1件当たりの金額は、変な言い方ですが、住宅家賃などと比べるとやはり小さい金額になってくるのかと思うのですね。そうなってくると、専門の業者さんに委託するということもなかなか難しいのかと思います。ただ、先ほど申し上げたように、職員さんが当然休日出勤などもされているのでしょう。そういった形で行うのも、どちらもなかなか選択しづらいというか、そのような気がいたしますけれども、いかがでしょうか。

公園建設課長

都市部の住宅家賃では、ほとんど市外に転出していて、もう住所もわからないという方も結構おります。この公園墓地に関しましては、ほとんどの方が市内あるいは近隣ということで、所在もほとんど知っております。そういう中で、相手がわかりますので、本市の職員が取り立てに参っているということで、実績はそこそこ上がっていると理解しています。

田辺昭人委員

この墓地の管理料に関しては、ほかの納付の督促とはやはり少し違うのかと思います。そういう意味では、銀行の口座引き落としなど、そういった促進を図っていくことが、最大の有効性なのかとも思うのですけれども、現状の口振り率というのはいかがなものですか。

公園建設課長

現在の口座振替は、約49%ということになっております。

田辺昭人委員

40数%というと、少し低いのかなと思いますね。今後、口座引き落としというのも対応していただくような市民への訴えかけをすることによって、スムーズな収納をまず図るということで、お進めになったらいかがでしょうか。

土木みどり部長

現在も、今、委員がおっしゃったように、そういうことで口座振替にすると、自然に振りかえられていきますから、その手法はいいね、早く行おうということで、今はもう進めておりまして、墓地に来る方が必ず見える、目で触れるような、水飲み場や管理室など、そういうところに振りかえしてくださいと、あと、収納するときにそういうものを入れたりして、PRをしているのですけれども、今49%というと、私も少し少ないかなと思いますので、今後その辺は積極的に振りかえするような方向で、PRしていこうと考えております。

田辺昭人委員

ぜひ収納率の向上を目指して、今、部長からお話をいただいたような形で、お進めをいただきたいと思います。

土木みどり部長

平成15~19年度までの5年間で644件分ということになっております。これは延べでございます。

田辺昭人委員

先ほど田辺委員の問い合わせの中で、どういうような形の集金というか、お金の取り方をしているという説明がありまして、今、一つ抜けていたと思います。
  実は、ことし初めてこういうことを行ったのですけれども、平成20年12月13日土曜日に、休日訪問ということで、今までは、平日の訪問は毎年延べ10日間ぐらい行っていたのですけれども、休日に、そのような形で滞納者の方のところに職員3名で行きまして、行いました。その結果、13件にお金を払っていただき、33万円入ってきたということで、これからも平日だけではなくて、休日も進めていこうということは考えております。

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